「テストで満点とると良い?」
「目指すは有名企業に就職?」
私の子供には満点取ること自体を目標にしてもらいたくないです。学校の授業の内容とは別に自分で考えて、勉強したいことを勉強して欲しい。
有名企業が自分が就職する時にはもう無いかもしれない。そして、今後も有名企業であり続ける保証もありません。
そうは言ってもサラリーマンって個人事業主に比べたら定期的に収入が得られるし、お金が無いと何にも出来ないよ。生きていけないよ。その考えもわかります! 確かに、生きていく上でお金も大事。
ここで、私の過去を少しだけ紹介させてください。
自然溢れる小さな町で育ち、両親や祖母と暮らしていました。
幼い頃はどちらかというと静かで学校の先生や親戚のおじちゃんとの距離が縮められないようなシャイな子でした。
母はとっても明るくてクレヨンしんちゃんが大好きで家族の中で陽のキャラクター。
父は平日仕事で深夜1時頃帰宅するような日々。TOEICで満点取るためにいつもラジオ英会話を欠かさず聞いている。真面目で勉強熱心、家族の中でしつけについてとっても厳しい隂なキャラクター。
小学生くらいからこのまま静かだとコミュニティも小さなままで損だな。もっと伝え方とか上手にしたら円滑にコミュニケーション取れるし場も和むので良いと思う。という感じで育った地域環境、家庭環境の影響で隂から陽キャラに変更したいと思っている人です。現在もコミュニケーションスキルを高められるよう勉強しています。元々の性格は暗めなのかもしれません。
コミュニケーション高い人とは私の中で、なかなか発言しにくい雰囲気や気まずい内容の事に対しても、何かしらのアクションを適度な間できちんと自分の考えを伝えられる人だと思っています。
俊敏に反応し、かつ要らんことを言わずに癒されたり、またこの人と話をしたいと思わせることができればと思っています。
私は小さい頃の夢は本当は、絵を描くのが好きだったので「画家」という思いがあったのですが、
妄想をし、「画家ってどうやって稼ぐの?」「お金を稼いで画家として暮らせるのなんてほんの1握りだ。辞めておこう。」と自分で夢に抑制をかけて、沢山勉強をして、有名な大学に入り、有名な就職先に着いてある程度お金に困らないことが幸せなことだと思っていました。
両親も勉強をしなさいとは言わないまでも、有名な就職先に入ってくれた方が安心だと思っていました。
特に父は有名企業に勤めていて、周りが東大生ばかり、自分は私立の大学で、学歴コンプレックスがあったんだと思います。子供には国公立に入って、周りに馬鹿にされないようになって欲しいと。
母も資格とか何も持ってなくて専業主婦だったから有名企業に入って自分で稼いでくれた方が安心と。
一昔前まではそういう考えでもありだったのかもしれない。親の時代がそのまま子供の時代に当てはまるのかはまた別。当時はそんなことわかっていないし、ただただ、両親の考えに従うことが正と思っていました。
両親の期待に沿うことで満足してもらえ、愛されるなら、そっちの道に進もうと、期待に応えたい一心で勉強し、有名企業に無事に就職し会社員時代を過ごしました。
その結果、勤務し初めての最初のうちは良かったし幸せでした。
自分で働いたお金で自由に物が買えるし、行きたい場所、学びたいことにも惜しみなく使える。最高!
でも数年働くにつれ、段々と、もやもやが募ってきました。このままでいいのかと、自分がやりたかったこと、好きなことって何だろう、そうゆう事を本心でできていない自分はそこで働いていてはいけない気持ちになってきました。
さらに、結婚し、子供が生まれ、やはり、このまま好きかわからないまま続けて働くのは違うな、自分が本当に成長していけるか不安になり、退職。
今後の再就職を考える中で、お金が全然ないのも困りますが、ある程度の量があれば満足で、自分のやりたい事をもっと優先したいと価値観が変わってしまいました。
でも、イチロー選手とかは好きなことを仕事にしても・・・・というお話をあるサイトで拝見し、私はそこまで崇高な場所に立ったことがないからまだわかっていないだけかもしれません。
仕事ということの厳しさは楽しい、好きだけではやっていけない、通用しない事もご最もだと思います。
もし好きなことだけしてお金が稼げなかったら、また別の考えが出てきて変わるかもしれません。
しかし、今の私は本当に自分の好きな事かを自問自答していくようになりました。
歳を重ねる毎に我慢が出来なくなってきているんです。
私の場合、好きなことじゃないと続けられない性格でした。
幾つになっても自分のやりたいことに挑戦することって、やっぱり、カッコイイ!!
挑戦することでダメな事、理想と違うこともあるかもしれませんが、自分の成長には絶対なっている!
そうゆう事を自分の子供にも背中で語れるような人になりたいと思っています。
今の夢は好きな事をやりながら、自分のオリジナルサービスを提供し、少しでも世の中に役立つことができればと思っています。
具体的なサービスについては現在模索中なので、また構想や進捗が出来次第、配信できればと考えております。
年齢とともに考え方も変わっていくと思うし、状況が変わればどんどん変わっていいと思う。
私はちょっぴり不安ですが、今後の変化を楽しみたいと思います。